2022年3月29日火曜日

3月高配当株 権利落ち後安値予想


本日(3/29)、海運株を中心とした3月高配当株の権利日をまたぎました。

権利落ち後の大幅な安値を予想しており、

予定通り、信用取引は全て処分しきり、現物も一部売却しました。


持っている3月高配当株の、処分状況と、権利落ち後の安値を予想します。


日本郵船 3/29 終値 11,110円

2/4 持ち株 3,100株 → 現在持ち株 400株(購入価格7,078円)

8,000円程度までは落ちると想定しています。

2021年は3度の暴落でも7,000円で下げ止まっており、

落ちても7,000円では下げ止まると想定しています。


商船三井 3/29 終値 10,340円

2/4 持ち株 2,100株 → 現在持ち株分割前 600株(購入価格6,106円)

3/31の株主が分割権利とありましたが、

SBIでは、もう3分割されている価格表示(3,195円)になっています。

3分割なのでわかりづらいですが、2,500円程度まで落ちると想定しています。

落ちても2,000円では下げ止まると想定しています。


川崎汽船 3/29 終値 7,600円

2/4 持ち株 900株 → 現在持ち株 300株(購入価格5,582円)

6,000円程度までは落ちると想定しています。

1株当たりの利益とほぼ同額の5,500円で下げ止まると想定していますが、

川崎汽船は、大手二社よりも下がりやすいので、

5,000円割れも想定しておく必要があります。


JFE 3/29 終値 1,843円

2/4 持ち株 7,000株 → 現在持ち株 500株(購入価格1,359円)

JFEは、1,500円程度まで落ちると想定しています。

JFEも下がりやすいので、1,400円割れも想定しておく必要があります。


下落を予想している理由

いずれの高配当株も2022年好調が持続する可能性が高まっています。

しかしながら、

大きく下げる予想をした根拠は、中間権利日以降の下げと、

第二四半期決算発表後の下げです。

いずれも高配当が発表されている状況で大きく下げたため、

好業績が予想されていても、大きな売り圧力がかかると考えています。


今後の方針

想定下落価格は、いずれも購入価格に近い水準です。

想定価格まで下げれば、買い戻します。

2020年度の期末は、権利落ち後に、上がっていって、

1年で3倍以上になりました。

上がっていくのであれば、残している株が上がるので、

買い増さずに、次の権利日近くまでホールドします。


2022年3月26日土曜日

高配当海運株 終盤戦





高配当海運株が、期末権利日前(3/29最終日)の終盤戦になっています。

既に下落が、始まっています。

海運大手三社の状況は以下です。


日本郵船

ピーク 3/18 12,490円

現在  3/25 11,070円

ピークから約11%減です。


商船三井

ピーク 3/16 11,640円

現在  3/25 10,330円

ピークから約11%減です。


川崎汽船

ピーク 3/15 9,450円

現在  3/25 7,790円

ピークから約18%減です。


現在の持ち株

信用分は、全て返済・現引きする予定でしたが、まだ少し残っています。

かなり現引きしたため、現物ではかなり残ってしまっています。


日本郵船 現物700株 信用300株

商船三井 現物700株

川崎商船 現物500株

乾汽船  現物100株

税込み配当金     1,293,100円

税込み配当調整金 254,595円


2021年日本郵船株価 三度の急落 

現在の持ち株は、かなりの含み益があります。

しかし、2021年三度の急落で、含み益がなくなる状況がありました。

日本郵船の株価を振り返ります。


購入価格

第一四半期決算発表後すぐ 7380円 8/4(水)

振り返るとこの日では、高値掴みでした。

決算発表後、落ち着いてからが良いようです。


1回目 2021年お盆明け

安値 7170円 8/20(金)→ 評価損

トヨタショックと言われていました。


2回目 2021年中間権利落ち

権利前週終値  10,990円 9/26(金)→ 今このあたり、株価もほぼ同じ!?

権利前高値  11,300円  9/28(月)

権利落ち日終値 9,430円  9/29(火)

権利落ち後安値 7,000円 10/5(火)→ 評価損

期末高配当が発表されているのに下げ続けました。


3回目 第二四半期決算増配なし発表からの下げ

決算発表後安値 7,360円    11/5(金)

オミクロンショック安値 7150円 11/18(木)

この時は、商船三井増配発表の流れで8,000円以上でかなり買いましたため、

大幅評価損に陥り、損切しています。



期末権利日越え方針

高額な配当金をもらってみたいところではありますが、

2021年好業績・高配当が発表されていた状況での三度の下げでした。

2022年も好業績が予想されていますが、不確かな状況です。

3月の権利日に向けて、すでに、ピークアウトしたと考えられ、

今回も暴落の危険がありと考え、信用分は、予定通り処分します。

さらに、現物も減らして権利日越えにのぞみたいと思います。


2022年3月21日月曜日

高配当株投資の入り口 公募増資結果評価(2021年度)

配当金生活を目指すには、高配当株を安く買う必要があります。

安く買えるタイミングのひとつが公募増資・売り出しです。

しかし、公募増資・売り出しに応募しても、なかなか当たらず、

当たったとしても値下がりすることがあります。

ねらい目は、公募増資・売り出し後の受け渡し日以降になります。


2021年度は、公募増資・売り出しの受け渡し後、購入に3回挑みました。

この結果を評価して、今後の公募増資・売り出しに備えます。


日本郵政 2021年10月

株価と配当利回り(税引き前)の経過

発行価格     820.6円                      6.1%

受け渡し後安値 837.4円(2021/10/25)6.0%

購入価格    849円                5.9%

最高値     1034.5円(2022/2/9) 4.8%

現在の価格          958.9円(2022/3/18) 5.2%


受け渡し後に、上がるパターンで、ほとんど買えませんでした。

しかし、11/5に、受け渡し後の安値にせまっていました(837.8円)。

結果として、安くは買えているものの、チャンスを逃している結果でした。


マリモ地方創生リート投資法人  2022年1月

株価と配当利回り(税引き前)の経過

発行価格     127,627円                      5.8%

受け渡し後安値 119,100円(2022/1/21)6.2%

購入価格    127,600円               5.8%

最高値     129,000円(2022/1/31) 5.7%

現在の価格         128,600円(2022/3/18)  5.7%


受け渡し後に、ずるずる下がるパターンでした。

結果として、安くは買えていませんでした。


ザイマックスリート投資法人 2022年2月

株価と配当利回り(税引き前)の経過

発行価格     113,024円                      6.1%

受け渡し後安値 113,400円(2022/3/8) 6.1%

購入価格    116,700円               5.9%

最高値     120,300円(2022/3/18) 5.8%

現在の価格         119,800円(2022/3/18)  5.8%


受け渡し後に、上げて下がるというパターンでした。

受け渡し後、1日の出来高に迫る大量買いが入り、値下がりが抑えられ、

この大量買いが全て買われるまで下がりませんでした。

結果として、これは高値掴みになりました。


まとめ

三回とも、うまく購入できていないという結果となりました。

三回とも購入後に、下がっており、買いのチャンスがありました。


現在株価は、購入時より、全て上がっており、

公募増資・売り出しは、購入タイミングとしては、良かったと思います。


その購入タイミングは、受け渡し日と、

その後の値下がりの2段階で備える必要があります。


買い逃しても、あせって買わず、

待てば、買値より安く買えるチャンスが、もう一度来たという結果でした。


その購入チャンスは、少し間をおいてくる場合があり、

あきらめず、しばらく、おいかけておく必要もありました。


2022年3月19日土曜日

3月高配当海運持ち株 出口戦略



高配当株を担保に、高配当株信用取引で資産拡大を目指しています。

高配当株は権利日に向けて上がり続けるため、3月の権利日に向けて利確を進めているところです。

ただ、思ったようにあがらず足踏み状態で、3月半ばを迎えました。

高値を狙いつつ、逃げ遅れないようにする必要があります。

3月売却予定の高配当海運株と処置方針を考えます。


日本郵船

現在株価 3/18(金) 12,400円

信用持ち株 1500株

10%に迫る配当利回りで、連日の売買額上位、今年度の高配当株の王様です。

少しづつ利確を進めていますが、値上がりが鈍くなっており、まだまだ持ってしまっています。

中間期の権利前日暴落もふまえて、売却ペースアップが必要です。

別に持っている現物株は持ち越す予定です。


商船三井

現在株価 3/18(金) 11,470円

信用持ち株 1000株

海運株二番手ですが、市場の期待通りの配当発表、株式分割など好感されています。

権利日に向けて売却を進めますが、分割権利日が1日遅れるので、一部現引きして様子を伺います。

別に持っている現物株は持ち越す予定です。


川崎汽船

現在株価 3/18(金) 8,810円

信用持ち株 500株

海運株三番手で、収益は上位二社に劣らないのですが、配当が少なく目立ちません。


2月の第三四半期発表で好業績なのに暴落し、その時買った株になりまです。

一か月余りで30%以上値上がりしました。

決算発表後の購入で十分間に合っています。

暴落に惑わされず、冷静な判断が重要です。


3/15にピーク(9450円)をつけて、低迷しています。

3/15にONEから巨額の配当が入ったのに、増配発表がなく低迷していると考えられます。

利益からすると商船三井並みの株価でもおかしくなく、潜在力はNo.1です。

持ち越したい気持ちもありますが、売却を進める予定です。

別に持っている現物株は持ち越す予定です。


NSユナイテッド海運

現在株価 3/18(金) 4,275円

現物持ち株 100株

海運株四番手ですが、上位三社と収益構造が異なります。上位三社は、収益の高いコンテナ船が主力で、NSユナイテッド海運は、ばら積み船が主力です。

第三四半期決算発表直前で、株価が安いのに気づき思わず200株買いました。

ばら積み船主力は収益が劣ると考えて、100株はすぐ利確してしまったのですが、残しておいた方がよかったです。

上がったとはいえ、中間期の高値には及びません。

現物株ですが、ばら積み船を信じきれないので、いったん売ります。


乾汽船

現在株価 3/18(金) 2,221円

現物持ち株 100株

ここもばら積み船が主力です。

2月の第三四半期決算発表後の、暴騰で、うまく逃げきれず100株残しました。

3月のみの配当利回りでは、日本郵船に次ぐ二番目であり、最終的にはあがると思われましたが、大株主のアルファレオが、売り続けており、値上がりが抑え込まれています。

アルファレオが売り終わるのを待っている状況です。

これも、現物株ですが、権利日までに売りきる予定でしたが、権利日までに株価があがるか心配なところです。


飯野海運

現在株価 3/18(金) 846

現物持ち株 300株

ケミカル船、タンカー、ガス船が主力のようです。

優待株と思って買ったのに、大きく値上がりしたため、売却を始めています。

値動き監視のため100株(優待はもらえません)残して、売却しようと思います。


まとめ

ここまで、全3500株・評価額約3500万円です。

この、ほとんどを3/28までに処分しきる予定で進めます。



2022年3月13日日曜日

1、2月の譲渡益・配当金と今年の目標設定

毎月、給料のように株式の安定高配当収入を得つつ、

高配当株資産を担保に、高配当株の信用取引で高配当株資産を増やしています。


譲渡益・配当金実績

2022年は、好調な海運株のおかげで、配当金を上回る勢いで、譲渡益が積みあがっています。

以降、全て税込み表記です。


   譲渡益              配当金

1月 1,773,435円  522,147円

2月 2,042,632円  382,250円

計     3,816,067円  904,397円


そして3月は、以下の状況です。

   譲渡益    配当金

3月 3,305,085円  0円

計   7,121,152円  904,397円


2022年譲渡益・配当金目標

これまでの状況を踏まえて、今年の目標は、譲渡益・配当金の合計で5,000万円に定めました。

2021年の譲渡益・配当金実績は、1,420万円でした。

2022年は、海運株の好調を背景に、不可能なレベルではないが、容易でもない水準に、目標設定しました。

目標に向けて、無理な運用はしません。

暴落等あれば柔軟に目標再設定します。


3/11現在、進捗16%です。


3月は、権利前の利確タイミングがポイントですが、不安要素は、ウクライナ侵攻の影響です。早期の終息を望みます。


2022年3月11日金曜日

配当金生活3月高配当持ち株

給料のように、毎月一定額以上の配当金が入るように高配当株を購入しています。

現在は、税引き後の配当金45万円/月(税込み約56.5万円/月)を目標に買い進めています。

年間2回以上配当があり、税込み5%以上で安定配当の銘柄を選んでいます。


3月権利高配当持ち株一覧

3月権利の高配当株(6月頃入金され、7月の生活費になります)

銘柄              株数 配当金見込み額 3/11の利回り

日本郵船            300株  300,000円  10.16%

商船三井            200株  150,000円   9.4%

川崎汽船                                         100株    30,000円   3.38%

NSユナイテッド海運                       100株    19,000円          6.66%

乾汽船                                             100株     18,100円          7.64%

飯野海運                                           300株     5,400円          3.48%


三井住友フィナンシャルグループ   1000株 105,000円    5.4%

大和証券                                          3000株   48,000円   5.17%

あおぞら銀行                                    800株      32,800円   5.89%

三十三フィナンシャルグループ         700株     25,200円          4.76%

百十四銀行                                        600株      24,000円          4.07%

愛知銀行                                            100株     17,000円          5.47%

その他金融株                                   5700株     55,476円


ソフトバンク                          3000株  129,000円    5.94%

JFE                                                    500株     40,000円          8.39%

VTホールディングス                       1000株     11,000円          4.9%

ヤマダホールディングス                    200株      3,600円         4.64%


合計 1,013,576円(税込み)


3月は、海運株のおかげで、一時的に高額になっています。

これから月末まで、現引き・売却を行っていくので、最終形ではありません。


海運株 522,500円

海運株が、3月のメインになっています。

高配当は好況によるもので、臨時収入のようなものです。入金されるのは6月頃の見込みなので、配当金生活の夏のボーナスともいえます。

毎年もらえるものではなく、2年前に同じ株を持っていた場合、配当金は、わずかに16,800円だったようです。


金融株 307,476円

三井住友とあおぞら銀行を除くと優待株です。

優待では、大和証券が年2回で、3000株で毎回2品もらえます。


その他 183,600円

ソフトバンクは、言わずと知れた高配当株です。

VTホールディングはカタログ優待が魅力です。

2022年3月9日水曜日

コロナショックに習う 高配当株への影響を考える

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で株価の下落が続いています。

保有株も、海運株のおかげで持ちこたえていましたが、ついに下がってきました。

ウクライナ侵攻の影響が、高配当株にどう影響するのでしょうか。

高配当株は、配当期待で、下落に強いのか?

高配当株の下落は、買い増しチャンスなのか?


2年前の3月にのコロナショックでの大暴落が、代表的な高配当株へ与えた影響を確認しつつ、備えを考えます。


所有株への影響

コロナショックでは、多額に積みあがっていた含み益(2000万円近く)が、マイナスまで一気に落ちました。

通常、下がり始めると、買い時と考えて、買い増し始めますが、

大きく下げる時は、もう耐えられないと思うくらい下がるまでは、反転しない感じです。

当時は、現物株だけで、配当額は変わらないはずであり、ひたすら耐えました。


日経平均への影響

日経平均が2年前の2月の高値から3月の安値で約30%強の下落でした。

この下落をベンチマークとして考えます。

今年は、2月の高値から3月の安値で約10%強の下落で、まだまだ及びません。

同じだけ下げるとすると、さらに20%で、日経平均で2万円前後への値下がりになります。


J-REITへの影響

J-REITは、ウクライナからも、ロシアからも、原油高からも、直接影響は、受けないと考えられます。

コロナの感染拡大も直接影響はないはずでした。結果として影響があったのは、ホテル系リートだけでした。

しかし、J-REITは2年前大きく下落しています。2月半ばから3/16の最安値まで、約1か月で半額近くまで下落しています。

利回りも10%を超えた銘柄があったことを記憶しています。

日経平均に比べて下げがかなり大きいです。

J-REITの下落は、金融機関の3月決算に向けて売られたような情報がありました。

このため、同じ3月であり、これから大きく下げる可能性が考えられます。

J-REITには、ウクライナもロシアも原油高も、直接的な影響はないことから、ホールドし、金融機関決算前の値下がりを見極めてから、買い増しでよいと考えます。

所有株の大半がJ-REITのため、コロナショックでは、大きな影響を受けました。


高配当株JTへの影響

JTは、ウクライナ・ロシアへの依存度が大変大きく、大きな影響を受けます。当時の値動きを見るまでもなく、この状況が落ち着くまでは、買い増しは控えるべきです。

むしろ、リスク回避で、売却しておいた方がよい状況です。

まだ、持ち続けていますが、暴落・大減配のリスクが高く、逃げのタイミングを逸してしまった感じです。


高配当株三井住友フィナンシャルグループへの影響

現在、銀行株全般の値下がりに加えて、SMBC日興証券の問題の影響で、値下がり続けています。

2年前は40%の下落で、日経平均の下落より少し大きいです。

直接的な影響は軽微で、ホールドして、底を見極めて買いでよいと思われます。


高配当株ソフトバンクへの影響

2年前は15%程度の下落でした。

ホールドしつつ、大きく下げない限り、購入は見送りでよいと思います。


高配当株海運株への影響

海運株は、2年前は高配当ではなく、今と状況が違いすぎて、コロナショック前後の状況は、参考になりません。

ただ、今後の回復過程ではプラスの影響があるので、配当権利落ち後の底を確認しての買いは有効と考えます。

株価下落で、心理的に(高かった時を思い出して安値では売りたくなくなる)、権利前に手放せなくなり、塩漬けにしてしまい、権利後の暴落に巻き込まれる恐れがあります。

これがかなり危険といえます。

今週あたりから少しずつ手放す予定が、ほとんど進んでいません。

手放す期限を定めておき、これを変えない強い意思が必要ですが、大きく値下がりした場合、実行できる自信はありません。

2021年中間期は、逆に値上がり期待で手放し損ないました。


まとめ

株価暴落時には、高配当株だからといって下落がゆるやかということはなく、むしろ大きく下落する可能性があります。

特に、J-REITは、下落に弱いと考えられます。

株価下落により、高配当株は、配当利回りが上がるので、危機の直接影響受けないと考えられる銘柄は、ホールド&買い時です。

株価の値下がりは、下落が見込まれる株を手放すタイミングを逸する恐れもあり、これはよく考える必要があります。



2022年3月6日日曜日

日本郵船の期末の値動きを中間期を基に算出


海運株が、順調に値上がりしています。

1月・2月の海運株を中心とした譲渡益収入は、配当金収入の約4倍に達しており、3月はさらに1桁上の譲渡益収入になる可能性もあり、しばらくは海運株につきっきりになりそうです。

ウクライナ侵攻など、不安定要因もあり、少しづつ利確していますが、まだま保持しており、今後の動きをいくつか想定して、売買戦略を考えます。

海運大手3社と持っていますが、ほぼ連動しており、海運最大手の日本郵船を例に考えます。


中間期権利日前後と同じ動きを想定

2021年中間期は、権利付最終売買日(9/28)の前日(9/27(月))に最高値をつけて、その後、2度の空売り規制を経ながら下がり続けました。

2021年期末は、これを当てはめると、権利付最終売買日(3/29)の前日(3/28(月))に最高値をつけて、その後下がり続けることになります。

同じ動きをするとして計算すると、期末換算結果が、以下になります。

9/3 (金)終値   8,940円   3/4(金)   11,900円

9/10(金)終値        9,880円             3/11(金)  13,150円

9/17(金)終値       10,350円            3/18(金)  13,780円

9/25(金)終値       10,990円            3/25(金)  14,630円

9/27(月)始値   11,290円    3/28(月) 15,030円

9/27(月)最高値  11,300円    3/28(月) 15,040円

9/28(火)終値    9,430円    3/29(火) 12,550円 

9/29(水)始値    9,080円    3/30(水) 12,090円 

9/29(水)高値    9,750円    3/30(水) 12,980円

9/30(木)終値    8,450円    3/31(木) 11,250円

10/5(火)最安値   7,000円   4/5(火)   9,320円



中間期通りに動いた場合の期末の最適な売買

この通り動くと、売買タイミングは以下になります。


■高値売却を狙う場合

・権利付最終売買日前日(3/28)の始値で売却

・前々日(3/25)の終値売却

・少し早めに3/22の週に売却


■これから、配当の権利を取る場合

権利付最終売買日(3/29)の下落を確認して(下落がなければ買わない)、終値で購入し、権利付最終売買日翌日(3/30)の高値(これを指すのは難しい)で売却


■暴落後、買い戻す場合

株価が戻り始めたら、買戻し。


中間期との違いとして考慮すべき要素による補正

(1)2021年3月期末の動きと違い

2021年3月期末は、日本郵船100株しかもっていなく、値上がりしていることにも気づかず、値動きはまったく気にしていませんでした。

2021年3月期末は、権利落ち後に大きく下げなかったため、権利落ち前に手放したとすると、再参入タイミングが難しくなっていたと考えられます。

このため、一部は現物で保持しますが、上がっていくなら再参入は、あきらめます。


(2)商船三井の3分割との連動

日本郵船は、商船三井と株価が連動性が高く、商船三井が権利付最終売買日翌日に3分割権利日になり、これを狙う値動きも考えられます。

このため配当権利日超えての価格維持が考えられますが、分割後はさらに激しい値下がりが考えられます。

これは、信用での配当権利日持ち越しは、配当金に二重税金がかかるので、現引きで持ち越し後、売却を考えます。


(3)ウクライナ侵攻のエスカレーションによる悪化

ロシアの思惑通り、侵攻が進んでいなく、ロシアの攻撃がエスカレーションしてくる可能性があります。

先週末は、原発攻撃で下げました。核攻撃・原発破壊はないと思いますが、発電所の送電を止めて、電気を使えなくするだけでも、大きなダメージがあると思います。

攻撃がエスカレーションされると、制裁の応酬となり、実体経済・株式市場に大きなダメージが出る可能性があります。

株式市場は、いずれ戻ると考えられるため、現物保持は問題ないと思いますが、信用取引分は下げに耐えられなかった場合、全てを失うため、危険です。

全てを失うリスクはわずかであっても、避ける必要があり、利確と現引きを少しずつ進めて、リスクを減らします。


まとめ

海運株の売買方針は、以下にしたいと思います。

これから二週間(3/7~3/18)は、株価やウクライナ情勢を見ながら少しずつ利確・現引きを進めてリスク回避

3/22~3/28の寄りまでの間に、信用分は全て処分

3/29は、下落が顕著であれば終値で購入

3/30は、価格次第で売却

4月に入って、下げ止まりを確認しつつ購入。


前回の値動きは、皆わかっているので、早めの仕掛けや、前回の値動き期待を狙い撃ちされる可能性も考えられます。

投資は自己責任でお願いします。

2022年3月4日金曜日

実践配当金生活(2022年2月実績) 赤字縮小!

株式の配当金で当月の生活ができるか、毎月配当金と生活費を比較していきます。

2022年は、大きな赤字スタートとなりましたが、2月は改善しました。


2022年2月の配当金生活収支

配当金は前月に入った配当金(税引き後)です。

生活費は当月の生活費です。

配当金: 2022年1月 416,073円

生活費: 2022年2月   337,207円

収支           78,866円

2022年累計収支    -66,708円


2022年2月は、収支はプラスで、2022年累計赤字は縮小しました。


2022年3月の見込み

2021年1月の配当金収入の内43,000円は、翌月配当収入に見込んでいる前倒し入金分で、来月の配当金収入が減ります。来月は、収支が厳しそうです。


2022年2月の配当金(税引き後)

配当金: 2022年2月 328,979円



2022年3月3日木曜日

公募増資後の想定外の値動き ザイマックス・リート投資法人


ザイマックス・リート投資法人の公募増資が終わり、受け渡し日(3/2)も過ぎたのですが、上昇しています。

1月のマリモリートの公募増資であったように、ザイマックス・リート投資法人の公募増資では、下がると見て、公募増資価格以下で、買いをいれて買い下がろうとしたのですが、全くの不発に終わりました。


とてつもなく厚い買い板

よく見ると3/2は115,000円に、3/3は116,000円に多量(3000株以上)の買い板がありました。

なんと、本日(3/3)の出来高(2731株)よりも、多いのです。

これは何でしょう?

見せ板か?安定操作か?

3/2の終値が、116,000円だったので、超買いたい人が3/2の終値で買おうとしているのか?

1日の出来高以上、買えるはずがありません。


買値変更

3/2は、増資価格以下で買うという目論見で、買いを入れており未約定でした。

3/3は、買値を引き上げましたが、全て、116,000円未満で買い指しており、この分厚い買い板の下で、買えるはずがありませんでした。

配当金生活用の2/8月の高配当株を集めており、超買いたいので、思い切って信用取引で、始値で買いたいだけ全て買ってしまいました。

今後、現引きして、2/8月の定期配当収入に組み込みます(全て現引きすると配当収入約8万円UP)。

見せ板だったら、まんまと買わされたことになりますが、

必要なだけ買い終わっており、購入単価も下がっているので、株価が上がっても・下がっても気にしないつもりです。


今週は、海運株爆上げしており、満足です。

今週だけでも、含み益がすごいことになっています。

本日増加した含み益だけで、本日購入したザイマックスリートすべてを購入可能な額でした。

2022年3月1日火曜日

好調海運株! 商船三井株式3分割発表!

ロシアによるウクライナ侵攻などで、株価全般が低調の中、海運株の株価が順調に上がっています。


商船三井株式3分割発表!

この状況の中、大手海運会社である商船三井が、3月31日時点の株主に対し、1株につき3株を割り当てる株式分割を実施すると発表しました。

発表後1日を経て、6.21%上昇し、市場は好感を持って受け止めており、他の海運株も巻き込んで上昇しています。

値嵩株の分割は、買いやすくなるため好感されます。


今後の値動き

では、値動きはどうなるでしょうか。

昨年、株式を5分割したトヨタが20%以上、株価が上昇しました。

今回は、高配当権利日がせまっており、株価が上昇しつつある状況のため、株価上昇にはずみがつきそうです。

超高配当のため、配当権利日前後での大きな値下がりが危惧されていましたが、株式分割権利日は、配当権利日より1日遅れるようであり、1日猶予となるため、想定されていた動きと異なる値動きになりそうです。

分割を考慮した動きとしては、配当落ち後の分割の権利を取るまでホールドされ、分割後、分割された株の一部が売りに出されて、急落が加速し、その後、戻していく動きが想定されます。


取引方針

値上がりを想定して買い増しが、考えられますが、信用持ち株は、まだまだ残っており、現時点で十分利益が確保できているので、買い増しはせず、分割前にいったん清算して、分割急落後の再参入で考えます。

ウクライナ侵攻による株価不安定化見通しで、一部利確を始めつつありましたが、分割を想定すると株価のピークが後倒しになりそうであり、このシナリオを想定しつつ、3月期末出口戦略を考えます。


持ち株に続々増配ニュース

今月は、持ち株に増配ニュースが続々届いています。 増配による配当金増加は、株を買い増すことなく、  配当収入が増えるため、うれしいニュースです。 今月の持ち株の増配は、 以下です。 銘柄          株数   増配額   株数×増配額 和田興産               ...