ロシアによるウクライナ侵攻などで、株価全般が低調の中、海運株の株価が順調に上がっています。
商船三井株式3分割発表!
この状況の中、大手海運会社である商船三井が、3月31日時点の株主に対し、1株につき3株を割り当てる株式分割を実施すると発表しました。
発表後1日を経て、6.21%上昇し、市場は好感を持って受け止めており、他の海運株も巻き込んで上昇しています。
値嵩株の分割は、買いやすくなるため好感されます。
今後の値動き
では、値動きはどうなるでしょうか。
昨年、株式を5分割したトヨタが20%以上、株価が上昇しました。
今回は、高配当権利日がせまっており、株価が上昇しつつある状況のため、株価上昇にはずみがつきそうです。
超高配当のため、配当権利日前後での大きな値下がりが危惧されていましたが、株式分割権利日は、配当権利日より1日遅れるようであり、1日猶予となるため、想定されていた動きと異なる値動きになりそうです。
分割を考慮した動きとしては、配当落ち後の分割の権利を取るまでホールドされ、分割後、分割された株の一部が売りに出されて、急落が加速し、その後、戻していく動きが想定されます。
取引方針
値上がりを想定して買い増しが、考えられますが、信用持ち株は、まだまだ残っており、現時点で十分利益が確保できているので、買い増しはせず、分割前にいったん清算して、分割急落後の再参入で考えます。
ウクライナ侵攻による株価不安定化見通しで、一部利確を始めつつありましたが、分割を想定すると株価のピークが後倒しになりそうであり、このシナリオを想定しつつ、3月期末出口戦略を考えます。
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