2022年3月6日日曜日

日本郵船の期末の値動きを中間期を基に算出


海運株が、順調に値上がりしています。

1月・2月の海運株を中心とした譲渡益収入は、配当金収入の約4倍に達しており、3月はさらに1桁上の譲渡益収入になる可能性もあり、しばらくは海運株につきっきりになりそうです。

ウクライナ侵攻など、不安定要因もあり、少しづつ利確していますが、まだま保持しており、今後の動きをいくつか想定して、売買戦略を考えます。

海運大手3社と持っていますが、ほぼ連動しており、海運最大手の日本郵船を例に考えます。


中間期権利日前後と同じ動きを想定

2021年中間期は、権利付最終売買日(9/28)の前日(9/27(月))に最高値をつけて、その後、2度の空売り規制を経ながら下がり続けました。

2021年期末は、これを当てはめると、権利付最終売買日(3/29)の前日(3/28(月))に最高値をつけて、その後下がり続けることになります。

同じ動きをするとして計算すると、期末換算結果が、以下になります。

9/3 (金)終値   8,940円   3/4(金)   11,900円

9/10(金)終値        9,880円             3/11(金)  13,150円

9/17(金)終値       10,350円            3/18(金)  13,780円

9/25(金)終値       10,990円            3/25(金)  14,630円

9/27(月)始値   11,290円    3/28(月) 15,030円

9/27(月)最高値  11,300円    3/28(月) 15,040円

9/28(火)終値    9,430円    3/29(火) 12,550円 

9/29(水)始値    9,080円    3/30(水) 12,090円 

9/29(水)高値    9,750円    3/30(水) 12,980円

9/30(木)終値    8,450円    3/31(木) 11,250円

10/5(火)最安値   7,000円   4/5(火)   9,320円



中間期通りに動いた場合の期末の最適な売買

この通り動くと、売買タイミングは以下になります。


■高値売却を狙う場合

・権利付最終売買日前日(3/28)の始値で売却

・前々日(3/25)の終値売却

・少し早めに3/22の週に売却


■これから、配当の権利を取る場合

権利付最終売買日(3/29)の下落を確認して(下落がなければ買わない)、終値で購入し、権利付最終売買日翌日(3/30)の高値(これを指すのは難しい)で売却


■暴落後、買い戻す場合

株価が戻り始めたら、買戻し。


中間期との違いとして考慮すべき要素による補正

(1)2021年3月期末の動きと違い

2021年3月期末は、日本郵船100株しかもっていなく、値上がりしていることにも気づかず、値動きはまったく気にしていませんでした。

2021年3月期末は、権利落ち後に大きく下げなかったため、権利落ち前に手放したとすると、再参入タイミングが難しくなっていたと考えられます。

このため、一部は現物で保持しますが、上がっていくなら再参入は、あきらめます。


(2)商船三井の3分割との連動

日本郵船は、商船三井と株価が連動性が高く、商船三井が権利付最終売買日翌日に3分割権利日になり、これを狙う値動きも考えられます。

このため配当権利日超えての価格維持が考えられますが、分割後はさらに激しい値下がりが考えられます。

これは、信用での配当権利日持ち越しは、配当金に二重税金がかかるので、現引きで持ち越し後、売却を考えます。


(3)ウクライナ侵攻のエスカレーションによる悪化

ロシアの思惑通り、侵攻が進んでいなく、ロシアの攻撃がエスカレーションしてくる可能性があります。

先週末は、原発攻撃で下げました。核攻撃・原発破壊はないと思いますが、発電所の送電を止めて、電気を使えなくするだけでも、大きなダメージがあると思います。

攻撃がエスカレーションされると、制裁の応酬となり、実体経済・株式市場に大きなダメージが出る可能性があります。

株式市場は、いずれ戻ると考えられるため、現物保持は問題ないと思いますが、信用取引分は下げに耐えられなかった場合、全てを失うため、危険です。

全てを失うリスクはわずかであっても、避ける必要があり、利確と現引きを少しずつ進めて、リスクを減らします。


まとめ

海運株の売買方針は、以下にしたいと思います。

これから二週間(3/7~3/18)は、株価やウクライナ情勢を見ながら少しずつ利確・現引きを進めてリスク回避

3/22~3/28の寄りまでの間に、信用分は全て処分

3/29は、下落が顕著であれば終値で購入

3/30は、価格次第で売却

4月に入って、下げ止まりを確認しつつ購入。


前回の値動きは、皆わかっているので、早めの仕掛けや、前回の値動き期待を狙い撃ちされる可能性も考えられます。

投資は自己責任でお願いします。

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