2023年10月28日土曜日

三井住友FG 米ドル建劣後債(実質破綻時免除特約付)

ブログに配当金生活と称していますが、

配当金以外の投資収入もあります。

日本株の譲渡益・配当金が、投資の主体ですが、

今回は、注目している米ドル建て債券についてです。


米ドルの高金利

米ドルに着目しているのは、金利が高いこと、

米ドルの金利は、日本株の配当を上回る水準です。

円高のリスクはありますが、魅力的な水準です。

米ドルよりも高金利の通貨もありますが、

高金利通貨は、下落リスクが高く、手は出せません。


米ドル建て債権

米ドル建て債権に注目しているのは、

金利上昇がそろそろ止まりそうということです。

債権価格は、金利の上昇で下落し、金利の低下で上昇します。

今後、金利上昇が止まり、金利が低下すると、

債券価格の上昇も見込めます。

高金利かつ発行元の信用で、米ドル建て高利回り債券を選んだ結果、

日本の金融機関の米ドル建て債券を、選びました。


三井住友FG 米ドル建劣後債(実質破綻時免除特約付)

SBI証券HP(10/28)によると、

利率  6.184%(税引き前)

単価  97%

利回り 6.454%

利払い日 毎年1/13、7/13

償還日 2043/7/13

販売単位 2,000米ドル以上、1000ドル単位

です。


最低単位の2,000米ドル購入しました。

単価が97%なので、これは3%引きで買えるということです。


これから約20年、毎年2,000米ドルの6.184%(税引き前)が、

入ってくるということになり、

償還日までもって元本が償還されれば、

トータル利回りは、6.454%になるということです。

この利回りは、日本の高配当株の最大利回りを上回る水準です。


リスクについて

実質破綻時免除特約というおどろおどろしい名前がついていますが、

リスクとしては、株よりも優先され、通常の社債よりは劣る債券です。

三井住友FGの株も所有していますが、

そちらよりは、安全ということになります。

今年、クレディスイスの劣後債が、株より劣後して物議をかもしましたが、

スイス政府が特に定めた例外的なケースのようです。


為替リスクもありますが、円の価値が下がり続ける傾向のため、

米ドル資産を持つことは、リスクになるとは考えていません。

むしろ、円の価値低下で、日本円で過半の資産を持つことの方が、

リスクととらえた方が良いと思います。

ただ、米ドル建てでも日本企業なので、

日本経済破綻リスク軽減にはなっていません。


株式との比較

以下を保有しています。

三井住友FG株    400株(約292万円)  利回り3.41%

三井住友FG米ドル債 2000ドル(約29万円) 利回り6.454%


利回りは、三井住友FGの配当利回りを大きく上回っています。

破綻時は、株式よりは優先されますが、

これらが順に失われるということになります。


株価とその配当は、業績で上下します。

債権は、米ドルの為替と長期金利で上下して、

償還まで持つと、米ドル建てで利回り通りになります。

現在は、高金利のため、債権の値下がりリスクは低いと考えられます。

債権は、為替リスクを除けば、比較的安定していますが、

株と比較してインフレに弱いという欠点があります。


今後について

円建て資産は、かなりの額になってきたので、

今後はこのような外貨建て資産も増やして

配当金生活のバックアップにしていきたいと思います。


2023年10月21日土曜日

配当金生活10月権利高配当持ち株

給料のように、毎月一定額以上の配当金が入るようにしています。

年間2回以上配当があり、税込み5%以上で安定配当の銘柄を選んでいます。

目標としていた税引き後の配当金50万円/月(税込み約62.7万円/月)を

達成しています。

毎月均等額の目標は、特定銘柄・特定分野に偏る弊害があるため、

今後は、毎月税引き後の配当金50万円を維持しつつ、

年間配当総額の増加を目指します。


10月高配当持ち株一覧

10月権利の高配当株(1月頃入金され、2月の生活費になります)

銘柄                株数 配当金見込み額 10/20の利回り

トーセイ・リート投資法人      69株     247,020円   5.07%

投資法人みらい            190株    218,500円    4.86%

いちごオフィスリート投資法人         51株  107,916円   4.79%

NTT都市開発リート投資法人       14株  44,100円    4.33%

ケネディスク・オフィス投資法人    4株  36,250円   4.55%

ノバック              200株  16,000円   4.66%

計 669,786円(税込み)


4月からケネディスク・オフィス投資法人とノバックを追加しました。 

ノバックの追加により、4・10月が、J-REITのみではなくなりました。

これにより、配当収入が、J-REITのみの月はなくなりました。


半年前(4月)と比べると、いちごオフィスリート投資法人の、

一時的な配当増がなくなり、大幅減となりました。

1年前と比べると、少し増えています。


(参考)半年前

4月高配当持ち株一覧

4月権利の高配当株(7月頃入金され、8月の生活費になります)

銘柄                株数 配当金見込み額 4/14の利回り

投資法人みらい            190株    244,150円    5.25%

トーセイ・リート投資法人      68株     242,760円   5.43%

いちごオフィスリート投資法人         51株  210,732円    5.95%

NTT都市開発リート投資法人       14株  35,280円    4.7%

計 741,742円(税込み)


(参考)1年前

2022年10月高配当持ち株一覧

10月権利の高配当株(1月頃入金され、2月の生活費になります)

銘柄                株数 配当金見込み額 10/21の利回り

投資法人みらい            190株    244,150円    5.47%

トーセイ・リート投資法人      68株     242,760円   5.23%

いちごオフィスリート投資法人         51株  103,173円    5.03%

NTT都市開発リート投資法人       14株  38,220円    3.80%

計 628,303円(税込み)




2023年10月14日土曜日

年間譲渡益状況

年間譲渡益状況

2022年は海運株上昇の波に乗り、多額の譲渡益を得ました。

2023年の譲渡益は2、3月に低迷し、低空飛行が続いていましたが、

6月からようやく上向いてきました。


現在の状況は以下の通りです。

2023年10月13日時点譲渡益(税込み) 8,768,384円

2023年10月13日時点譲渡益(税引き後) 6,987,087円


年間譲渡益目標と達成状況

年間譲渡益の目標は、

年間配当金(税引き後)と同額以上にしています。

配当金と同額以上の譲渡益があれば、

配当金生活をしながら、資産増も実現できます。


2023年10月13日事前年間配当金額(税引き後)   5,626,108円

現時点で、譲渡益は、目標を上回っています。


さらに、譲渡益の原資となる信用含み益は、譲渡益を大きく上回っています。


2023年10月13日信用含み益       11,210,046円


信用分は一部現引きするので、全てを利益にはできませんが、

現時点で利確すれば、年間目標の2倍以上の譲渡益になります。

これを実施しないのは、さらなる目標があるためです。


年間譲渡益チャレンジ目標

譲渡益のチャレンジ目標は、昨年実績以上としています。

年間税込み譲渡益チャレンジ目標  30,000,000円

2022年間税込み譲渡益実績       29,914,504円


2023年の最大信用含み益は、以下でした。

2023年9月14日 17,446,156円


このペースであれば、チャレンジ目標は見えてきていましたが、

最近の株価下落で遠のいています。


11月の初めの四半期決算発表で、2023年末の信用取引の決済方針を

決めるので、11月半ばあたりで、達成可否が見えてくるはずです。





2023年10月7日土曜日

高配当持ち株利回りランキングTOP20

今週は、株式全般が急落し、少し戻してきました。


9 月10日に、高配当株のピーク越えを意識し、

高配当株の整理方針を考えました。


9月19日に持ち株利益がピーク(現物+信用含み益5277万円)となり、

そこから、株価の下降がはじまり、

10月4日に、現物+信用含み益が3372万円に低下し、

10月6日に、現物+信用含み益が3950万円まで戻しました。


手放した株をはさんだ高配当持ち株ランキングTOP20です。

9月10日に定めた方針の状況確認と方針見直しを合わせて行います。


持ち株であって、高配当ランキングではないことは注意してください。


高配当持ち株Top20ランキング

パーセンテージは、10/6の配当金利回り(9/8時点の配当金利回り)です。


売却済(6位) 世紀東急工業  5.78%(5.29%) 信用100株→0株

100株利確して、残り100株の状況でしたが、

方針通り、9月権利落ち前に売却完了しました。


1位(前回未保有) 三ツ星ベルト 5.7% 信用100株

以前から購入検討していましたが、株価下落したタイミングで購入しました。

9月半期配当が終わっていますが、高配当継続が見込まれるので、

年間利回り6%を超えてくれば、買い増します。


2位(1位) JT   5.69%(5.8%) 現物2800株+信用500株→400株

言わずと知れた高配当株で、配当も安定していますが、

ロシア事業が収益の柱の一つで、継続が危ういリスクがあります。

この地合いで、まさかの利回り低下(株価上昇)していました。

安値で持っている現物は維持しつつ、

最近購入している信用分100株売却しました。

高配当継続が考えられるので、

年間利回り6%を超えてくれば、買い増します。


3位(3位) NEW ART HOLDINGS    5.6%(5.56%) 信用800株

一部売却し、様子見中でした。

期末一括配当であり、利回り6%を超えてくれば、買い増します。


売却済(17位) 富士興産  5.6%(4.85%)  信用100株→0株

株価上昇・利回り低下で処分完了しました。


4位(5位) 淺沼組     5.54%(5.4%)  信用100株

持ち株が100株しかなく、期末一括配当のため、様子見でした。

期末一括配当であり、利回り6%を超えてくれば、買い増します。


5位(14位) レーサム  5.52%(5.0%)   信用400株

下限配当が示されており(この利回りは下限配当)、

株価急上昇で、少しづつ売っていましたが、

TOBと公募増資を組み合わせて実施する発表で、注意が必要になりました。

公募増資は、株価下落リスクがあり、

株価が高水準であれば売却したかったですが、

株価全面安で、売れない状況です。

買い増しも、公募増資までは保留です。

TOBは、実勢価格より、低いTOB価格で、特定大株主から買い取って、

その後の、公募増資でばら売りして浮動株を増やす目論見のようですが、

株価下落で、株価がTOB価格を下回っており、

TOBは、目論見通りに進まない(一般株主も応募してしまう)、

可能性があります。


6位(15位) アールビバン  5.51%(4.99%)    信用400株

株価上昇・利回り低下で処分してもよいレベルでした。

業績は好調で、売却時期を悩んでいましたが、ホールドしています。

配当利回りは、上昇していますが、

9月に半期配当が終わっており、高配当が続かないリスクを考え、

買い増しは保留します。


7位(11位) タマホーム  5.39%(5.12%)    信用200株

5月高配当株ですが、11月は配当無しで、毎月高配当実現には、

扱いづらいですが、5月までに現引きします。


8位(7位) 宮地エンジニアリンググループ 5.29%(5.28%) 

信用100株→現物200株(株式分割)

9月権利かつ分割もあったので、予定通り、9月中の現引きしました。

さらに、配当利回りが高まるようであれば、買い増します。

9位(8位) あおぞら銀行 5.26%(5.18%) 

現物1500株+信用100株→現物1600株+信用0株

安定高配当のため、現物ホールドし、

信用分は予定通り9月中現引きしました。

さらに、配当利回りが高まるようであれば、買い増します。


10位(16位) ユナイテッド  5.24%(4.94%) 信用800株

株価上昇・利回り低下で処分してもよいレベルです。

第一四半期で年間目標超過と好調で、ホールド中です。

さらに、配当利回りが高まるようであれば、買い増します。


対象外(前回ランク外) FPG   5.19%

現物3100株→現物1300株

9月一括配当株で急落中です。

今期の配当は終了したので、ランクからはずします。

権利日経過後、1800株売却しましたが、権利日前売却が正解でした。

予想はできていたのに、権利日通過してしまいました。

権利日後、即売却が次の正解でしたが、これも遅れました。

まだ、買値は上回っており、損失には至っていませんが、

大幅な、利益減であり、今後も要注意です。

11位(4位) ミズホメディー   5.15%(5.55%)  

信用500株→現物100株+信用400株

コロナ関連であり、上昇の余地ありと考えホールドです。

一部(100株)現引きしました。

大きく下げた場合、買い増しますが、

前期末は急落しており、今期末(12月)までには処分したいと思います。


12位(2位) 東洋建設    5.13%(5.57%)   信用200株

任天堂創業家に買い占められています。

持ち株数も少なく、ホールド・様子見中でしたが、

任天堂創業家が、買い取り株価をUPしてきました。

株価は、買い取り価格より低いため、様子見継続です。


12位(13位) ソフトバンク  5.13%(5.1%)   現物3000株

株価はあまり変動していなく、高配当継続のため、ホールドです。


14位(10位) リベレステ  5.11%(5.13%) 

現物8200株+信用600株→現物8800株+信用0株

出資法違反で社長逮捕で急落していましたが、戻してきました。

リスクはあるものの5・11月高配当株の中核のため、手放せません。

信用分の現引き完了しました。


15位(9位)アーバネットコーポレーション 5.1%(5.14%)現物2100株

全て現物で、安定高配当なので、ホールド中です。


16位(20位) スクロール  4.92%(4.77%)  現物100株

現物保有・優待ありのため、ホールドします。


16位(18位) 菱洋エレクトロ 4.92%(4.78%)   現物100株

貴重な1・7月高配当銘柄でホールドしています。

もう少し下がれば、買い増します。


18位(ランク外) エクセディ  4.77%      現物100

優待株で、9月権利落ちしましたが、ホールドします。


18位(19位) 兵機海運  4.86%(4.77%)      

現物100株+信用600株→現物200株+信用500株

株価低迷中ですが、PERは良いので、ホールドしています。

一部(100株)、現引きしました。

20位(ランク外) ムゲンエステート  4.81% 現物100株     

12月権利株です。ホールドしています。


ランク外(12位) ノバック  4.58%(5.1%)信用200株→現物200株

これまで、4・10月の高配当株は、J-REITしかありませんでした。

毎月高配当のバランスを改善するには、買うしかないです。

信用分の現引き完了しました。










持ち株に続々増配ニュース

今月は、持ち株に増配ニュースが続々届いています。 増配による配当金増加は、株を買い増すことなく、  配当収入が増えるため、うれしいニュースです。 今月の持ち株の増配は、 以下です。 銘柄          株数   増配額   株数×増配額 和田興産               ...