配当金生活では、高配当株を持ち続けるため、大きな利益を得られず、
資産増には時間がかかります。
このため、高配当株を担保にした高配当株信用取引で資産増を図っています。
この高配当株信用取引は、配当金収入を大きく上回っています。
高配当株信用取引は、
高配当株を、信用取引で権利落ち後の安値で買って、
権利日までに売るという、シンプルな取引です。
高配当株は、権利落ちで下がって、権利日まであがっていくので、
高い勝率(損益プラス取引の割合)が期待できます。
実際どうだったでしょうか。
信用取引を初めて約2年です。これまでの実績で計算してみました。
勝率(損益プラス取引の割合)は、約80%でした。
この20%の損益マイナスの取引は、全て権利月より前で、
年末の税金対策での損出しか、銘柄の乗り換え、買い過ぎ分の処分でした。
これらも権利月まで持っておけば、ほとんどプラスになっていました。
100%近い勝率も可能であった結果ですが、
この取引の弱点は何でしょうか。
弱点は、株式市場の大暴落です。
現物の高配当株を担保としているため、
暴落時は、現物と信用分あわせて、二倍のペースで値下がりするのです。
直近では、コロナショックです。
コロナショックは、権利月(3月)にやってきました。
権利日前が最安値という、最悪のタイミングでした。
この時に信用取引をしていたら、最安値のタイミングで損切となり、
大きなダメージを受けた可能性があります。
信用取引では、リスクのコントロールが必要です。
約50%の値下がりまで耐えられるよう、
買い増しは、委託保証金維持率が140%までとしています。
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