今週は、高配当である海運株決算週で、海運株にずっと着目しています。
昨日(2/3)までに、主要な海運株の第三四半期決算発表が終わりました。
予想通りの大幅収益で、増配度合で株価の明暗が分かれましたが、本日(2/4)は、上昇を始めました。
海運株は異常ともいえる高配当ですが、海運株は長く低迷しており、この高収益・高配当は、一時的とも考えられています。
中間期の権利落ちは激しく、期末の権利落ちも大きな下落が見込まれており、期末の権利日に向けたチキンレースが始まっています。
期末の決算発表は、権利日を過ぎるため、期末の業績確認は、臨時の発表がない限り、今回が最後になります。
半年前の第一四半期決算では、一度上がった後大きく下がっています。
早い人は、今回の増配の発表後のタイミングで売り抜けていますが、増配を確認した人たちが参入・買い増しして上昇が始まっています。
中間権利日は、2日前に最高値をつけ、そこから暴落が始まっており、期末も権利日前の最高値を探るチキンレースになると考えられます。
主な海運株の現在の期末配当利回り(年間配当利回り)
今回は信用持ち株数です。
日本郵船 1000円 10.3%(12.2%) 3000株
商船三井 750円 8.4%(11.7%) 2000株
川崎汽船 300円 4.4%(4.4%) 900株
ユナイテッド海運 190円 5.3%(8.0%) 100株
乾汽船 151円 6.4%(6.7%) なし 未発表
期末のみで、十分超高利回りです。
信用持ち株は、時価総額で約5400万円相当、全て、配当調整金をもらうと税引き後で320万円程になります。
多額の配当調整金に目がくらみそうですが、強い心をもって、もらわないようにするつもりです。
今後の動き
他に変動要因がなければ、大手二社は、年間配当利回り10%以下を目指した株価上昇が続くと思います。
日本郵船 12,000円、商船三井 10,500円が目安です。
川崎汽船だけは、増配なしのネガティブサプライズであったため、2/7の空売り規制解除タイミングで売りを仕掛けられる可能性もあり、しばらく要注意です。ただ、業績的に、期末増配期待もあり、下げ続けるようなことはないと考えています。
海運株は、来年も好調が続くという予想もありますが、権利落ちは、配当金を大きく超えるレベルになると考えています。
中間権利日は、最高値付近で売れたのはわずか200株のみ、大半を残してチキンレースで降りきれず激突しました。
ただ、現在、最高値超えを目指す方向にあり、激突にも耐えて、期末まで持ち続けたことは、正解だったかもしれません。
期末に向けて、年間配当利回りレベルに達したら一部利確、権利の少し前に信用分は全て返済または現引きでにする方向で、チキンレースに参加します。
このチキンレース、今降りたらかなりの利益が得られます。降りずに、コロナショックのように期末権利日前に最安値なると大失敗になります。
逆に、想定通り推移すれば、売却益で高配当株を買い増し、毎月の配当金を大きく増やす皮算用です。
果たして最高値付近でどれだけ売却できるでしょうか。または、かなり前か暴落後に降りてしまうことになるでしょうか。
第三四半期海運株好決算で、おぜん立ては整いました。海運株チキンレースの始まりです。
投資は自己責任でお願いします!
画像について
再び日本郵船の飛鳥Ⅱですが、同じような画像を避けたため、船かどうかもわからないですね。
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