本題の前に 今週の動き 飯野海運・乾汽船
今週は、飯野海運のストップ高に始まり、乾汽船の1日遅れのストップ高と翌日の急落で取りこぼすなど、一喜一憂の週でした。
一気に上がって落ちた乾汽船と異なり、飯野海運はまだ順調に上がり続けています。
空売りできないと上がり続けると思いましたが、そうでもないようです。
まず、乾汽船は、空売りできないため、急激に買い上げられ急上昇しました。
乾汽船は、以前から固定的に空売りが多く、以前から固定で空売りしている人はいくら上がっても損切しないのかもしれません。新たな空売りは参入できず、空売りの損切がなく、買う人だけが増えて、需給悪化となったのかもしれません。
飯野海運は、優待・長期優遇があるのでホルダーがなかなか売らないのに、空売りは入れるので、空売りで下がらず損切が繰り返されていると思います。これもどこまで続くかはわかりません。
世にいう仕手株で、色々考えさせられる動きでした。
しかし、これらは、ストップ高とはいえ、現物株での保持で、高配当株資産の1%にも満たないものです。一喜一憂した割には取った利益も・取りこぼした利益も大きくはありませんでした。
本命の3月期末高配当株
本命は、海運大手3社などの3月高配当株信用買分で、こちらは高配当株資産の50%相当でもあり、こちらが今年の資産形成の過半を左右します。
高配当株は、通常であれば、配当権利落ち日に向かって上がっていき、権利落ち日直前か少し前から落ち始めます。現在持っている海運株は、配当が大きすぎて権利落ち後の大暴落が予想されるため、持ち越すことは困難です。
日本郵船が10000円突破し、目標に対してエネルギー(含み益)充填60%といったところまできており、出口戦略が重要となります。
3月期末に向けて一か月あまり、第三四半期の好決算発表以降、上がると信じホールドし続けていましたが、ここにきて、ウクライナ問題が気になります。
ウクライナ侵攻リスクを想定
今週末、ウクライナ侵攻を米国が、かなりあおってきています。
恐怖を示すVIX指数も高まっています。
過去の危機に習うと、コロナショックの最安値は、まさに権利落ち日の少し前であり、ここまで持っていたら最悪の結果になります。
遠いウクライナの戦争がどれほど影響するかですが、ウクライナ侵攻でロシアへ制裁発動した場合、天然ガス・原油の需給悪化で経済が混乱すると考えられます。
ロシアのウクライナ侵攻での株価影響を予想すると、
短期的には、下がると思います。
長期的には、上がると思います。
中期的な影響がわかりません。3月期末をまたげず、長期に持てないので、ウクライナ侵攻があれば、短期・中期の影響を受けr恐れがあります。
オリンピック終了がウクライナ侵攻のタイミングになりうること、日本郵船が10000円に達し、ここが一つの節目と考えました。
今週末一部を処分し、100万円近いの譲渡益(税込み)を得ました。
ただ、何も起きず、上がり続け、持っておけばよかったと後悔するのが、今後のベストなシナリオです。
大きく下がって、もっと売っておけばよかったと後悔するのがワーストなシナリオです。
リーマンショックもコロナショックも予兆があり、徐々に悪化してピークを迎えました。
何も起きないことを祈ります。
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