3月の高配当である海運株を中心とした持ち株が、3月期末を通過しました。
権利落ち後の安値予想は外れそうですが、
予定通り、信用株の清算を全て完了し、利益を確定しつつ、
保有株も大きな値下がりがなく、株式資産が高水準で期末を越せました。
しかし、権利落ち後不安定な動きを見せ始めています。
3/30は、心配されていた期末権利後の大きな下落はなく、
配当額前後の値下がりで落ち着き、
3/31は、逆に権利落ち前の価格に迫る上昇を見せ、
4/1は、下落して3/31の上昇を戻してしまいました。
上がるのか、下がるのか見通せない状況です。
3月高配当の個別持ち株の状況確認と方針です。
日本郵船
権利落ち前終値 11,190円(3/29)
権利落ち後基準価格 10,190円
権利落ち後安値 9,500円(3/30)
権利落ち後高値 10,760円(3/31)
現在 10,020円(4/1)
日本郵船は、400株あります。値上がり期待でホールドします。
商船三井
権利落ち前終値 10,340円(三分割前)
権利落ち後基準価格 3,190円
権利落ち後安値 3,060円(3/30)
権利落ち後高値 3,455円(3/31)
現在 3,250円(4/1)
商船三井は、三分割されて株数が増えて(600株→1800株)
売りやすくなったので、値上がりしたら少しずつ売っていきます。
3/31、3,400円で100株売りました。
川崎汽船
権利落ち前終値 7,600円
権利落ち後基準価格 7,300円
権利落ち後安値 7,060円(3/30)
権利落ち後高値 8,090円(3/31)
現在 7,620円(4/1)
川崎汽船は、300株を残して、
ほとんど権利落ち前終値付近で手放していますが、
現在、権利落ち前を上回っており、売り時を完全に失敗したといえます。
潜在力が高いのは、間違いないので、残りはホールドします。
JFE
権利落ち前終値 1,843円
権利落ち後基準価格 1,763円
権利落ち後安値 1,671円(4/1)
権利落ち後高値 1,768円(3/30)
現在 1,680円(4/1)
海運に続く高配当の鉄鋼株であるJFEは、500株あります。
JFEは、権利前に売って正解の状況です。
既に配当額の2倍下げていますが、まだ、購入するのは早いと考えています。
配当落ち後、大きく下げなかった理由考察
理由として考えられるのは、日経平均も戻りつつあり、地合いが良いこと。
海運株は、売り仕掛けが早すぎて、
十分に上がっていない状態(配当利回り10%)から
売られたことが考えられます。
また、権利落ち直前の3/29は、
日本郵船に逆日歩がつくほど信用需給が悪化し、
3/30は空売りがほとんどできなかったようです。
値下がり警戒が強く、信用買いが早めに撤収して、
空売りしようにも、信用需給が悪化し、売れなくなっていたと考えられます。
今後の見通し
海運株は、4月末と5月初めの本決算で上方修正が予想されています。
しかし、株価は将来の業績が重要です。
本決算で、2022年の業績予想を低目に想定された場合は、
次の四半期決算まで3か月空くので、
材料出尽くしで下げる可能性があります。
海運株の本決算前後を注視していきたいと思います。
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