2022年4月2日土曜日

3月高配当海運株 期末無事通過も上下どちらへ


3月の高配当である海運株を中心とした持ち株が、3月期末を通過しました。

権利落ち後の安値予想は外れそうですが、

予定通り、信用株の清算を全て完了し、利益を確定しつつ、

保有株も大きな値下がりがなく、株式資産が高水準で期末を越せました。


しかし、権利落ち後不安定な動きを見せ始めています。

3/30は、心配されていた期末権利後の大きな下落はなく、

配当額前後の値下がりで落ち着き、

3/31は、逆に権利落ち前の価格に迫る上昇を見せ、

4/1は、下落して3/31の上昇を戻してしまいました。

上がるのか、下がるのか見通せない状況です。


3月高配当の個別持ち株の状況確認と方針です。


日本郵船

権利落ち前終値   11,190円(3/29)

権利落ち後基準価格 10,190円

権利落ち後安値     9,500円(3/30)

権利落ち後高値   10,760円(3/31)

現在        10,020円(4/1)

日本郵船は、400株あります。値上がり期待でホールドします。


商船三井

権利落ち前終値   10,340円(三分割前)

権利落ち後基準価格   3,190円

権利落ち後安値     3,060円(3/30)

権利落ち後高値   3,455円(3/31)

現在        3,250円(4/1)


商船三井は、三分割されて株数が増えて(600株→1800株)

売りやすくなったので、値上がりしたら少しずつ売っていきます。

3/31、3,400円で100株売りました。


川崎汽船

権利落ち前終値     7,600円

権利落ち後基準価格   7,300円

権利落ち後安値     7,060円(3/30)

権利落ち後高値   8,090円(3/31)

現在        7,620円(4/1)


川崎汽船は、300株を残して、

ほとんど権利落ち前終値付近で手放していますが、

現在、権利落ち前を上回っており、売り時を完全に失敗したといえます。

潜在力が高いのは、間違いないので、残りはホールドします。


JFE

権利落ち前終値     1,843円

権利落ち後基準価格   1,763円

権利落ち後安値     1,671円(4/1)

権利落ち後高値   1,768円(3/30

現在        1,680円(4/1)


海運に続く高配当の鉄鋼株であるJFEは、500株あります。

JFEは、権利前に売って正解の状況です。

既に配当額の2倍下げていますが、まだ、購入するのは早いと考えています。


配当落ち後、大きく下げなかった理由考察

理由として考えられるのは、日経平均も戻りつつあり、地合いが良いこと。

海運株は、売り仕掛けが早すぎて、

十分に上がっていない状態(配当利回り10%)から

売られたことが考えられます。

また、権利落ち直前の3/29は、

日本郵船に逆日歩がつくほど信用需給が悪化し、

3/30は空売りがほとんどできなかったようです。

値下がり警戒が強く、信用買いが早めに撤収して、

空売りしようにも、信用需給が悪化し、売れなくなっていたと考えられます。


今後の見通し

海運株は、4月末と5月初めの本決算で上方修正が予想されています。

しかし、株価は将来の業績が重要です。

本決算で、2022年の業績予想を低目に想定された場合は、

次の四半期決算まで3か月空くので、

材料出尽くしで下げる可能性があります。

海運株の本決算前後を注視していきたいと思います。



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