2/3は、いよいよ注目の日本郵船の第三四半期決算発表日です。
また、同時に川崎汽船の第三四半期決算発表日でもあります。
お昼前に川崎汽船、正午に日本郵船の順で発表される予定のようです。
川崎汽船は、長く無配であったため、現物株では、持ったことがありませんが、第二四半期決算で復配が発表され、高配当株への飛躍の時がせまっていると考えて、信用で買い増しており、これを紹介します。
川崎汽船
海運大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の3番手になります。
海運大手3社共同のコンテナ子船会社のONEが利益の大半を占めるのは上位2社と同じですが、これまでの損益が悪く、中間期無配で、期末にやっと配当できる状況になっています。
年間配当利回り4.17%と、上位2社には遠く及びません。
私の基準の高配当株(5%以上)にも達していなく、本来であれば、高配当株としては、購入しない水準です。
しかし上位2社にない以下の特徴があり、大きな可能性を秘めているため、購入に踏み切りました。
特徴1:PER(株価収益率)が国内最高レベルの1.82
川崎汽船は、高収益の源であるコンテナ船共同子会社のONEへの出資割合が商船三井と同じです。
予想PERは、月曜日の商船三井の決算発表で追い越されましたが、商船三井の増益は、そのまま川崎汽船にも同じ増益になると考えてよく、明日の決算で再逆転すると考えられます。
1株当たりの収益も上位2社と同程度となるとみられ、上位2社並みの株価でもおかしくないということになります。
株価の60%以上の利益が見込まれており、バーゲンセール状態といえます。
特徴2:もの言う株主の持ち株割合が大きい
川崎汽船は、旧村上ファンド系が、かなりの株を持っているようで、日本郵船との合併も提案されているようです。
仮に、買収される場合、現在の高収益性から大きなプレミアがつくと考えられます。
ただ、旧村上ファンド系が買ってかなりたっており、今すぐ動きがあるというものでもないかもしれません。
第三四半期決算後の動きについて
川崎汽船は、これまでの収益が悪かったため株価が伸び悩んでおり、上位2社に配当が及びませんが、潜在的な上昇エネルギーは川崎汽船の方が大きいようです。
第二四半期決算は、30分後の日本郵船決算のネガティブサプライズで、せっかくの川崎汽船復配による株価上昇チャンスが吹き飛びましたが、今回の日本郵船の決算は足を引っ張らないと想定しています(予感なので根拠なし)。
川崎汽船は、現在、期末300円配当の予想ですが、商船三井の決算での増配(+250円)を踏まえて、500円~600円への増配が想定されてます。
しかし、川崎汽船・日本郵船のいずれかが、市場が想定する増配レベルでなければ、第二四半期決算のように、全海運株巻き添えの大暴落も考えられます。これも想定しながら、決算に挑みます。
投資は自己責任でお願いします!
本日の画像
川崎汽船は客船を持っていないので、写真は3番手の客船ということで「ぱしふぃっくびいなす」にしました。飛鳥Ⅱと似ており、同じ船ばっかりとも見えますが。
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