捕らぬ狸の皮算用
まだ手に入れていないうちから、それを当てにして儲けを計算したり、計画を立てたりすること。
現在保有している信用取引株の皮算用です。
第一の皮算用 信用取引配当落調整金を受け取った場合の皮算用!
信用取引で、3月期末高配当株を大量保有しています。
信用取引の主な持ち株と株数は、過去記事の高配当カテゴリーの海運株・鉄鋼株に記載しています。
第三四半期決算が、ほぼ出そろい、期末配当増配が相次いで発表されました。
信用取引では、配当金の代わりに、配当落調整金がもらえます。
期末の権利落ちまでには、全て売るか・現引きするつもりで、配当落調整金は受け取らないつもりですが、受け取った場合は、かなり高額になりそうで、試算してみました。
3月期末分(試算)
信用建て残高 約5800万円
配当落調整金(税引き後) 約380万円
2021年中間期分(実績)
信用建て残高 不明(今より少なかったはず)
配当落調整金(税引き後) 約130万円
配当落調整金は、中間期実績と期末試算合計で、年間約510万円となります。
これは、昨年の配当金収入約430万円、昨年の生活費約400万円のいずれも上回っています。
金利・手数料が別にかかります。権利落ちまでもって約60万円程度になりそうです。
第二の皮算用 期末決算でさらなる増配された場合の皮算用!
第一の皮算用は、現在の持ち株で権利日をまたぐことで、実現可能な皮算用でした。
皮算用とは不確かなものなので、さらに配当の増額を想定します。
これまで、郵船も商船三井も四半期決算毎に平均で250円ずつ配当を引き上げてきました。これが第四四半期も続いて、川崎汽船もこれに続いた場合の試算をします。
約100万円の増額になります。
期末配当落調整金(税引き後) 約480万円
年間配当落調整金(税引き後) 約610万円
第三の皮算用 信用取引株を現引きした場合の皮算用!
信用取引の配当落調整金は、税金が二重にかかるような計算になり、配当金から約32%減った金額が入金されます。
これらは現物で持っていれば、年間税引き後で約600万円配当になり、毎月50万円で、生活は余裕!
ただし、一時的な高配当株が多いので、配当金生活には向きません。
第四の皮算用 今すぐ信用取引株式を返済した場合の皮算用!
現在の含み益は、税引き後試算で約1400万円です。期末の配当落調整金の約3.5倍です。
今なら、配当・配当落調整金も、信用取引清算による譲渡益収入にはかないません。
第五の皮算用 期末株価上昇して返済した場合の皮算用!
3倍なら億越えですが、妄想は、ここまでにしておきます。
注意!配当調整金狙いの投資は危険!
高配当株の場合、権利落ちが大きく、配当額を大きく超えて落ちる場合があります。配当落調整金の税金や信用取引金利手数料は高く、割に合いません。
この試算は、どこかで説明します。
まとめ
高配当株の配当落調整金はもらわず、期末配当前の値上がりを見越した譲渡益をねらいます。譲渡益が2000万円くらいになれ良いかなと思っています。
こっらの結果がどうなったか、機会があれば紹介します。
ここで紹介はしましたが、配当調整金目当ての投資は危険です。
投資は自己責任でお願いします!
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