2025年7月21日月曜日

高配当株信用買い状況と1年前の乱高下との比較


2025年7月前半は、高配当持ち株資産の株価上昇が続きましたが、

参院選も与党大敗に終わり、トランプ関税の期限も迫り、

株式相場への影響が心配されます。

2024年は7月半ばをピークに下がり始め、8月の急落を迎えました。


7月末から始まる四半期決算発表を前に、

保有している高配当株の信用買い状況を整理します。


4月に、トランプ関税により高配当株が株価急落し、

超高配当となった高配当株を大量購入し、

さらに、3月期末決算株の決算発表での

新たな高配当株を買い進め、

減配銘柄・配当利回り低下銘柄の売却しています。

株価の上昇で、利回りは低下しつつありますが、

約3分の2が配当利回り5.7%超です。


購入した高配当株は、利回り順に、前回との比較も示します。

利回りは、各社の今期発表を元にし、

非開示銘柄は前期と同じで算出しました。

この配当利回りは保証されません。


2025年3月権利日以降に購入した高配当株 購入株数 利回り 7/18

()内は、6/13


1位(2位)ダイドーリミテッド 信用1500株 10.34%(10.03%)

配当性向は、400%です。優待はあり。

アクティビスト対応の高配当で、要注意です。

期末一括配当のため、しばらく信用ホールドします。


2位(1位)東洋証券 信用6000株 10.26%(10.46%)

今後2年間は、配当維持の見込みです。

業績非開示ですが、配当性向は、100%超え見通しです。

アクティビスト対応の高配当で、要注意です。

株価低迷で、1000株追加しました。

期末一括配当のため、しばらく信用ホールドします。


3位(5位)極東証券 信用1500株→400株+現物4500株→5500株

7.09%(7.7%)

決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。

配当基準は、DOE2%または配当性向70%となっています。

現引きを進めていましたが、

第一四半期決算予想では、昨年比で大きく下回っており、

株価が下落しています。減配になる可能性が高く要注意です。


4位(4位)ディーエムエス 信用200株 7.63%(7.73%)

27/3まで配当がDOE8%です。今期の配当性向は150%になります。

中間配当増のため、現引きも視野にいれています。


5位(3位)アイザワ証券グループ信用2000株→500株現物500株→1900株

7.29%(7.87%)

決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出していますが、

特別配当は3年分開示されており、配当利回り約5.7%相当です。

安定高配当を期待し、現引きを進めています。

第一四半期決算予想では、昨年比で下回っており、要注意です。


6位(14位)黒田グループ 信用3600株→2500株+現物800株→2300株

6.95%(6.53%)

高配当株ですが、過半を持つファンドの売り出しで、急落しています。

需給は悪化するため、今後の値動きは要注意です。

さらに下がれば、追加購入します。


7位(6位)西川ゴム 信用200株+現物200株 6.86%(7.58%)

DOE8%配当です。今期の配当性向は170%になります。

優待ありです。


8位(9位)大平洋金属 信用300株 6.83%(6.98%)

決算発表では、減配でしたが、中間配当ができました。

赤字企業ですが、キャッシュリッチのため、

旧村上ファンドに狙われ、配当はDOE4%です。


9位(10位)丸三証券 信用1000株+現物2500株 6.76%(6.92%)

決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。

しばらく配当上乗せがあるため、高配当化しています。


10位(11位)UTグループ 信用600株 6.69%(6.71%)

決算発表で高配当発表されました。

配当性向は100%で、業績連動で配当は増減するため、

注意が必要です。


11位(13位)共和レザー 信用600株 6.6%(6.68%)

決算発表で高配当化され、購入しています。

DOE3.5%配当です。今期の配当性向は400%超えになります。


12位(8位)クレハ 信用300→200株 6.53%(7.06%)

旧村上ファンド銘柄で、自社株買い枠設定・配当をDOE5%にし、

その後増配発表・株価上昇、自社株買い実施で、村上ファンドが売却し、

株価下落している状況ですが、少し戻したので、一部売却しました。


13位(7位)ヤガミ 信用800株+現物900株→1900株 6.71%(7.22%)

現物で持っていましたが、決算発表で、増配で超高配当化し、

4月の減配株と入れ替えて、現物1000株追加しました。

名証銘柄で信用買いできる証券会社が限られること、

配当性向100%が難点ですが、ポジティブで行きます。


14位(12位)岩井コスモホールディングス 信用1000株→500株

6.17%(6.9%)

決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。

証券株不振の中、ここは、第一四半期の業績は良かったようです。


15位(16位)新家工業 信用300株 6.19%(6.42%)

決算発表で、高配当維持が発表されました。

配当性向は、68%で、高配当株上位の中では、かなり良い方です。

配当利回り維持で、信用購入しています。


16位(19位)青山商事 信用200株+現物200株 6.12%(6.41%)

決算発表で、増配となりました。

今期配当性向は、70%です。


17位(22位)(新規)ニッピ 信用100株( 6.05%(6.33%)

決算発表で、増配となりました。

配当性向は、70%です

中期計画通りであれば、今後増配も。


18位(25位)日本触媒 信用600株→300株 6.03%(6.14%)

決算発表で、少し減配になりました。

今期配当性向は、100%です。

株価下落で、少し戻したため一部売却しました。


19位(対象外)ミズホメディー 信用1400株( 6.02%

決算発表で、高配当維持が発表されました。

配当性向は、68%です。

業績は、低下しており、要注意です。


20位(29位)(新規)グンゼ 信用200株 6.0%(6.11%)

決算発表で、大幅増配発表され、高配当株ランキングにランクインし、

有名企業であることもあり、購入しました。

配当性向250%です。優待ありです。

期末一括配当で、特別配当が含まれるため、期末までに処分がよさそうです。


21位(31位)タチエス 信用400株 5.94%(6.03%)

決算発表で、今期配当は中期経営計画で検討中とありました。

配当がDOE4%で、今期配当性向は、現段階で45%です。


22位(23位)有沢製作所 信用800株+現物400株 5.92%(6.27%)

決算発表で、増配となりました。

配当がDOE6%で、今期の配当性向は91%になります。


23位(24位)三信電気 信用300株( 5.88%(6.19%)

決算発表で、増配発表されました。

配当性向は47.4%で、高すぎないです。

海外で、資金流出が起きたようです。


24位(新規)サクサ 信用100株( 5.87%

高配当のため、購入しています。

2030年まで特別配当が続きます。

優待ありですが、単元は200株以上です。

下がれば買い増します。


25位(27位)東洋建設 信用400株→300株 5.87%(6.12%)

決算発表で、増配発表されました。

配当性向は、100%近くになるようです。

株価上昇で、一部売却しました。


26位(18位)高島 信用1400株→1000株+現物800株 5.87%(6.46%)

決算発表で増配・分割が発表されました。

配当性向は、81.2%になるようです。

株価上昇で、一部売却しました。


27位(33位)川崎汽船 信用200株+現物600株 5.86%(5.8%)

決算発表で、海運では数少ない増配となりました。

今期配当性向は、75%です。

旧村上ファンド系に押さえられています。


28位(20位)ファンコミ 信用1000株 5.85%(6.4%)

決算発表で、中間期に記念配当が追加され増配となりました。

配当性向は、150%です

増配で、高配当ランク入りしていますが、記念配当であり、

中間配当前に、整理する可能性があります。


29位(28位)高周波熱錬 信用500株 5.85%(6.11%)

決算発表で、増配発表されました。

配当はDOE3%から4%に増加、配当性向は176%です。

高配当化で、信用購入しています。


30位(新規)日本山村硝子 信用200株( 5.84%

配当性向は、50%です。

高配当のため、信用購入しました。


31位(新規)ワキタ 信用200株( 5.81%

2月期末高配当株です。新規購入しました。

配当性向は、135%ですが、3年間配当維持計画。優待はあり。

第一四半期決算は、増益でした。

大きく下がれば買い増します。


32位(新規)共同印刷 信用400株( 5.79%

配当は、DOE3.5%基準です。

配当性向は、今期特別益有で55%です。優待あり。

下がれば買い増します。

33位(30位)ムトー精工 信用300株 5.78%(6.03%)

決算発表で、少し減配になりました。

今期配当性向は、40%です。


34位(対象外)タマホーム 信用300株 5.78%(6.03%)

決算発表で、今期増益発表により、信用買いしましたが、

一時、上昇するも、今は、下落中です。

5月決算株で、今期配当性向は、94.7%です。優待あり。


35位(35位)FPG 信用1000株+現物500株 5.53%(5.58%)

決算発表では、配当が維持されました。

今期配当性向は、50%見込みです。


36位(32位)東海東京フィナンシャルグループ

信用2000株+現物5000株 5.42%(6.39%)

決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。

優待ありです。


37位(34位)東京汽船 信用5300株+現物100株 5.31%(5.29%)

決算発表では、前期の高配当が継続されました。

不動産売却の特別利益があり、今期配当性向10%です。

PERも2倍割れ水準です。

一時大きく上がりましたが、今は停滞中です。

四半期決算は、注目しておきます。


38位(37位)三ツ星ベルト 信用200株→100株 5.38%(5.43%)

決算発表で、増配になりました。

今期配当性向は、77%です。

一部売却しました。


39位(対象外)ビーウィズ 信用0→500株 5.33%(-)

以前から持っていた優待株ですが、

今期、配当維持されたため、信用購入しました。

配当性向は、155%です。


40位(38位)合同製鉄 信用100株 5.32%(5.4%)

決算発表で、減配になりました。

今期配当性向は、31%です。


41位(40位)マースグループ・ホールディングス 

信用100株 5.21%(5.29%)

決算発表で、減配になりました。

配当性向は、36.5%です。優待ありです。


42位(26位)ミヨシ油脂 信用3900株→1400株 5.2%(6.24%)

今期、不動産売却益で、特配です。今期、配当性向は、10%あまりです。

株価が大きく上昇し、過半を売却しました。


43位(36位)リョーサン・菱洋ホールディングス 

信用500株+現物500株 5.14%(5.58%)

決算発表では、配当が維持されました。

今期配当性向は、90%超です。優待株です。

現引きで、優待単元を増やすか、利確するか悩ましいところです。


44位(39位)ティ・エス テック 

信用300株+現物200株 5.13%(5.37%)

決算発表で、増配になりました。

今期配当性向は、113%になります。


45位(34位)三晃金属工業 信用100株)+現物100株 5.11%(6.64%)

決算発表で、少し減配になりました。

今期配当性向は、50%です。

9月末に、株式5分割予定です。

期末一括配当のため、信用はしばらく維持します。


46位(42位)四電工 信用400株(-) 5.03%(5.1%)

決算発表で、増配になりました。連続増配されています。

配当性向は、61.5%です。


47位(44位)シンデン・ハイテックス 信用200株→100株 

4.56%(4.73%)

決算発表で、増配になりました。

今期配当性向は、31%です。

信用一部利確しました。


48位(45位)大和証券 信用3000株→2000株+現物4000株→5000株

4.33%(4.48%)

決算発表で、今期非開示ですが、最低配当でこの利回りです。

優待ありです。

1000株現引きしました。


49位(対象外)ひろぎんホールディングス 信用0→1000株+現物1000株 

4.31%(-)

以前から持っていた優待株ですが、株式売り出しによる下落で

信用買いしました。。


50位(対象外)ライク 信用1000株( 4.31%

決算発表で、増配になりました。

配当性向は、41.9%で、優待ありです

優待単元増を考え、信用買い増しました。


51位(43位)トモニホールディングス 信用1000株 4.26%(4.87%)

決算発表で、増配になりました。

銀行株の中では、比較的高利回りのため、信用新規購入しました。


52位(15位)イクヨ 信用900株→2000株+現物700株 3.89%(6.65%)

増配発表後、株価高騰もその後下落で、超高配当化、

株式分割後、仮想通貨投資・仮想通貨優待など、

矢継ぎ早に、リリースが続き、乱高下しています。

相場が過熱し、現在は、増し担状況に。

一時利確しましたが、その後、買い増しに転換しました。

業績が危うい仮想通貨銘柄の中で、

珍しく高収益・高配当株として注目されています。

その他、M&Aも積極的に行っているようです。


ただ、会社発表を信じきれてはいなく、

9月の権利日をまたぐかは、優待も追加され、悩ましいです。


(売却)(17位)伊藤米久ホールディングス 信用100株→0 

6.47%(6.48%)

特別配当で四半期配当が追加され、高配当化しています。

6月から最初の配当がありましたが、権利日をまたがず売却しました。


(現引き+売却)(21位)(新規)THK 信用200株→0+現物100株

 6.33%(6.35%)

配当はDOE8%となり、配当性向は、160%です

6月権利月で、現引きと売却しました。


信用口座状況(1年前の乱高下とも比較)

昨年の資産最大日の2024/7/16、最小日2024/8/5とも比較しています。

信用買い額(上記に含まれない株も含む)

約8180万円(24/7/16)→約9290万円(24/8/5)

約6400万円(25/6/13)→約6100万円(25/7/18)


信用利益率(上記に含まれない株も含む)

約10.96%(24/7/16)→約-16.23%(24/8/5)

約8.65%(25/6/13)→約11.1%(25/7/18)


信用維持率(最も維持率が低い口座分)

約212%(24/7/16)→約135%(24/8/5)

約212%(25/6/13)→約238%(25/7/18)



まとめ

高配当株の購入、一部売却、現物株との入れ替えを進めています。

1か月前に比べて、

9銘柄新規買いし(現物保有済み含む)、

2銘柄(6月権利銘柄)売却・現引きしました。

銘柄数は増加しましたが、信用建て額は少し減らしており、

信用維持率を高めて、四半期決算に備えます。


1年前を振り返ると、3週あまりで、信用利益率が約27%低下し、

かなり危うい状況でした。

1年前と比べて、改善していますが、

今年もリスクが高まってきており、注意は必要です。


7/21現在、みんかぶの高配当ランキングで

上位20社中14社(前月18社)を信用購入済みです。

この一か月高配当ランキングはほとんど変わっていなく、

6月権利株を整理したため、減っていますが、

20位以下を買い増して、銘柄数は、増えています。


なお、現物高配当資産は、J-REIT主体で、

上記信用買い銘柄とは大きく構成が異なります。



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