2025年7月前半は、高配当持ち株資産の株価上昇が続きましたが、
参院選も与党大敗に終わり、トランプ関税の期限も迫り、
株式相場への影響が心配されます。
2024年は7月半ばをピークに下がり始め、8月の急落を迎えました。
7月末から始まる四半期決算発表を前に、
保有している高配当株の信用買い状況を整理します。
4月に、トランプ関税により高配当株が株価急落し、
超高配当となった高配当株を大量購入し、
さらに、3月期末決算株の決算発表での
新たな高配当株を買い進め、
減配銘柄・配当利回り低下銘柄の売却しています。
株価の上昇で、利回りは低下しつつありますが、
約3分の2が配当利回り5.7%超です。
購入した高配当株は、利回り順に、前回との比較も示します。
利回りは、各社の今期発表を元にし、
非開示銘柄は前期と同じで算出しました。
この配当利回りは保証されません。
2025年3月権利日以降に購入した高配当株 購入株数 利回り 7/18
()内は、6/13
1位(2位)ダイドーリミテッド 信用1500株 10.34%(10.03%)
配当性向は、400%です。優待はあり。
アクティビスト対応の高配当で、要注意です。
期末一括配当のため、しばらく信用ホールドします。
2位(1位)東洋証券 信用6000株 10.26%(10.46%)
今後2年間は、配当維持の見込みです。
業績非開示ですが、配当性向は、100%超え見通しです。
アクティビスト対応の高配当で、要注意です。
株価低迷で、1000株追加しました。
期末一括配当のため、しばらく信用ホールドします。
3位(5位)極東証券 信用1500株→400株+現物4500株→5500株
7.09%(7.7%)
決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。
配当基準は、DOE2%または配当性向70%となっています。
現引きを進めていましたが、
第一四半期決算予想では、昨年比で大きく下回っており、
株価が下落しています。減配になる可能性が高く要注意です。
4位(4位)ディーエムエス 信用200株 7.63%(7.73%)
27/3まで配当がDOE8%です。今期の配当性向は150%になります。
中間配当増のため、現引きも視野にいれています。
5位(3位)アイザワ証券グループ信用2000株→500株+現物500株→1900株
7.29%(7.87%)
決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出していますが、
特別配当は3年分開示されており、配当利回り約5.7%相当です。
安定高配当を期待し、現引きを進めています。
第一四半期決算予想では、昨年比で下回っており、要注意です。
6位(14位)黒田グループ 信用3600株→2500株+現物800株→2300株
6.95%(6.53%)
高配当株ですが、過半を持つファンドの売り出しで、急落しています。
需給は悪化するため、今後の値動きは要注意です。
さらに下がれば、追加購入します。
7位(6位)西川ゴム 信用200株+現物200株 6.86%(7.58%)
DOE8%配当です。今期の配当性向は170%になります。
優待ありです。
8位(9位)大平洋金属 信用300株 6.83%(6.98%)
決算発表では、減配でしたが、中間配当ができました。
赤字企業ですが、キャッシュリッチのため、
旧村上ファンドに狙われ、配当はDOE4%です。
9位(10位)丸三証券 信用1000株+現物2500株 6.76%(6.92%)
決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。
しばらく配当上乗せがあるため、高配当化しています。
10位(11位)UTグループ 信用600株 6.69%(6.71%)
決算発表で高配当発表されました。
配当性向は100%で、業績連動で配当は増減するため、
注意が必要です。
11位(13位)共和レザー 信用600株 6.6%(6.68%)
決算発表で高配当化され、購入しています。
DOE3.5%配当です。今期の配当性向は400%超えになります。
12位(8位)クレハ 信用300→200株 6.53%(7.06%)
旧村上ファンド銘柄で、自社株買い枠設定・配当をDOE5%にし、
その後増配発表・株価上昇、自社株買い実施で、村上ファンドが売却し、
株価下落している状況ですが、少し戻したので、一部売却しました。
13位(7位)ヤガミ 信用800株+現物900株→1900株 6.71%(7.22%)
現物で持っていましたが、決算発表で、増配で超高配当化し、
4月の減配株と入れ替えて、現物1000株追加しました。
名証銘柄で信用買いできる証券会社が限られること、
配当性向100%が難点ですが、ポジティブで行きます。
14位(12位)岩井コスモホールディングス 信用1000株→500株
6.17%(6.9%)
決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。
証券株不振の中、ここは、第一四半期の業績は良かったようです。
15位(16位)新家工業 信用300株 6.19%(6.42%)
決算発表で、高配当維持が発表されました。
配当性向は、68%で、高配当株上位の中では、かなり良い方です。
配当利回り維持で、信用購入しています。
16位(19位)青山商事 信用200株+現物200株 6.12%(6.41%)
決算発表で、増配となりました。
今期配当性向は、70%です。
17位(22位)(新規)ニッピ 信用100株(-) 6.05%(6.33%)(-)
決算発表で、増配となりました。
配当性向は、70%です。
中期計画通りであれば、今後増配も。
18位(25位)日本触媒 信用600株→300株 6.03%(6.14%)
決算発表で、少し減配になりました。
今期配当性向は、100%です。
株価下落で、少し戻したため一部売却しました。
19位(対象外)ミズホメディー 信用1400株(-) 6.02%(-)
決算発表で、高配当維持が発表されました。
配当性向は、68%です。
業績は、低下しており、要注意です。
20位(29位)(新規)グンゼ 信用200株 6.0%(6.11%)
決算発表で、大幅増配発表され、高配当株ランキングにランクインし、
有名企業であることもあり、購入しました。
配当性向250%です。優待ありです。
期末一括配当で、特別配当が含まれるため、期末までに処分がよさそうです。
21位(31位)タチエス 信用400株 5.94%(6.03%)
決算発表で、今期配当は中期経営計画で検討中とありました。
配当がDOE4%で、今期配当性向は、現段階で45%です。
22位(23位)有沢製作所 信用800株+現物400株 5.92%(6.27%)
決算発表で、増配となりました。
配当がDOE6%で、今期の配当性向は91%になります。
23位(24位)三信電気 信用300株(-) 5.88%(6.19%)
決算発表で、増配発表されました。
配当性向は47.4%で、高すぎないです。
海外で、資金流出が起きたようです。
24位(新規)サクサ 信用100株(-) 5.87%(-)
高配当のため、購入しています。
2030年まで特別配当が続きます。
優待ありですが、単元は200株以上です。
下がれば買い増します。
25位(27位)東洋建設 信用400株→300株 5.87%(6.12%)
決算発表で、増配発表されました。
配当性向は、100%近くになるようです。
株価上昇で、一部売却しました。
26位(18位)高島 信用1400株→1000株+現物800株 5.87%(6.46%)
決算発表で増配・分割が発表されました。
配当性向は、81.2%になるようです。
株価上昇で、一部売却しました。
27位(33位)川崎汽船 信用200株+現物600株 5.86%(5.8%)
決算発表で、海運では数少ない増配となりました。
今期配当性向は、75%です。
旧村上ファンド系に押さえられています。
28位(20位)ファンコミ 信用1000株 5.85%(6.4%)
決算発表で、中間期に記念配当が追加され増配となりました。
配当性向は、150%です。
増配で、高配当ランク入りしていますが、記念配当であり、
中間配当前に、整理する可能性があります。
29位(28位)高周波熱錬 信用500株 5.85%(6.11%)
決算発表で、増配発表されました。
配当はDOE3%から4%に増加、配当性向は176%です。
高配当化で、信用購入しています。
30位(新規)日本山村硝子 信用200株(-) 5.84%(-)
配当性向は、50%です。
高配当のため、信用購入しました。
31位(新規)ワキタ 信用200株(-) 5.81%(-)
2月期末高配当株です。新規購入しました。
配当性向は、135%ですが、3年間配当維持計画。優待はあり。
32位(新規)共同印刷 信用400株(-) 5.79%(-)
配当は、DOE3.5%基準です。
配当性向は、今期特別益有で55%です。優待あり。
33位(30位)ムトー精工 信用300株 5.78%(6.03%)
決算発表で、少し減配になりました。
今期配当性向は、40%です。
34位(対象外)タマホーム 信用300株 5.78%(6.03%)
決算発表で、今期増益発表により、信用買いしましたが、
一時、上昇するも、今は、下落中です。
5月決算株で、今期配当性向は、94.7%です。優待あり。
35位(35位)FPG 信用1000株+現物500株 5.53%(5.58%)
決算発表では、配当が維持されました。
今期配当性向は、50%見込みです。
36位(32位)東海東京フィナンシャルグループ
信用2000株+現物5000株 5.42%(6.39%)
決算発表は、今期非開示で、配当利回りは前期で算出しています。
優待ありです。
37位(34位)東京汽船 信用5300株+現物100株 5.31%(5.29%)
決算発表では、前期の高配当が継続されました。
不動産売却の特別利益があり、今期配当性向10%です。
PERも2倍割れ水準です。
一時大きく上がりましたが、今は停滞中です。
四半期決算は、注目しておきます。
38位(37位)三ツ星ベルト 信用200株→100株 5.38%(5.43%)
決算発表で、増配になりました。
今期配当性向は、77%です。
一部売却しました。
39位(対象外)ビーウィズ 信用0→500株 5.33%(-)
以前から持っていた優待株ですが、
今期、配当維持されたため、信用購入しました。
配当性向は、155%です。
40位(38位)合同製鉄 信用100株 5.32%(5.4%)
決算発表で、減配になりました。
今期配当性向は、31%です。
41位(40位)マースグループ・ホールディングス
信用100株 5.21%(5.29%)
決算発表で、減配になりました。
配当性向は、36.5%です。優待ありです。
42位(26位)ミヨシ油脂 信用3900株→1400株 5.2%(6.24%)
今期、不動産売却益で、特配です。今期、配当性向は、10%あまりです。
株価が大きく上昇し、過半を売却しました。
43位(36位)リョーサン・菱洋ホールディングス
信用500株+現物500株 5.14%(5.58%)
決算発表では、配当が維持されました。
今期配当性向は、90%超です。優待株です。
現引きで、優待単元を増やすか、利確するか悩ましいところです。
44位(39位)ティ・エス テック
信用300株+現物200株 5.13%(5.37%)
決算発表で、増配になりました。
今期配当性向は、113%になります。
決算発表で、少し減配になりました。
今期配当性向は、50%です。
9月末に、株式5分割予定です。
期末一括配当のため、信用はしばらく維持します。
46位(42位)四電工 信用400株(-) 5.03%(5.1%)
決算発表で、増配になりました。連続増配されています。
配当性向は、61.5%です。
47位(44位)シンデン・ハイテックス 信用200株→100株
4.56%(4.73%)
決算発表で、増配になりました。
今期配当性向は、31%です。
信用一部利確しました。
48位(45位)大和証券 信用3000株→2000株+現物4000株→5000株
4.33%(4.48%)
決算発表で、今期非開示ですが、最低配当でこの利回りです。
優待ありです。
1000株現引きしました。
49位(対象外)ひろぎんホールディングス 信用0→1000株+現物1000株
4.31%(-)
以前から持っていた優待株ですが、株式売り出しによる下落で
信用買いしました。。
50位(対象外)ライク 信用1000株(-) 4.31%(-)
決算発表で、増配になりました。
配当性向は、41.9%で、優待ありです。
優待単元増を考え、信用買い増しました。
51位(43位)トモニホールディングス 信用1000株 4.26%(4.87%)
決算発表で、増配になりました。
銀行株の中では、比較的高利回りのため、信用新規購入しました。
52位(15位)イクヨ 信用900株→2000株+現物700株 3.89%(6.65%)
増配発表後、株価高騰もその後下落で、超高配当化、
株式分割後、仮想通貨投資・仮想通貨優待など、
矢継ぎ早に、リリースが続き、乱高下しています。
相場が過熱し、現在は、増し担状況に。
一時利確しましたが、その後、買い増しに転換しました。
業績が危うい仮想通貨銘柄の中で、
珍しく高収益・高配当株として注目されています。
その他、M&Aも積極的に行っているようです。
ただ、会社発表を信じきれてはいなく、
9月の権利日をまたぐかは、優待も追加され、悩ましいです。
(売却)(17位)伊藤米久ホールディングス 信用100株→0
6.47%(6.48%)
特別配当で四半期配当が追加され、高配当化しています。
6月から最初の配当がありましたが、権利日をまたがず売却しました。
(現引き+売却)(21位)(新規)THK 信用200株→0+現物100株
6.33%(6.35%)
配当はDOE8%となり、配当性向は、160%です。
6月権利月で、現引きと売却しました。
まとめ
高配当株の購入、一部売却、現物株との入れ替えを進めています。
1か月前に比べて、
9銘柄新規買いし(現物保有済み含む)、
2銘柄(6月権利銘柄)売却・現引きしました。
銘柄数は増加しましたが、信用建て額は少し減らしており、
信用維持率を高めて、四半期決算に備えます。
1年前を振り返ると、3週あまりで、信用利益率が約27%低下し、
かなり危うい状況でした。
1年前と比べて、改善していますが、
今年もリスクが高まってきており、注意は必要です。
7/21現在、みんかぶの高配当ランキングで
上位20社中14社(前月18社)を信用購入済みです。
この一か月高配当ランキングはほとんど変わっていなく、
6月権利株を整理したため、減っていますが、
20位以下を買い増して、銘柄数は、増えています。
なお、現物高配当資産は、J-REIT主体で、
上記信用買い銘柄とは大きく構成が異なります。
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